おいしいみかんが
出来るまでを描くクレヨン
みかんくれよんとは
素材はすべて自然由来。
おいしいみかんができるまでの
1年間を「色」で表現しました。
和歌山県はとっても有名なみかんの産地。
そのみかん畑でみつけた摘果みかんや剪定枝、柑炭などの素材を活用したクレヨンが、「みかんくれよん」です。
素材をクレヨンの材料になるパウダーにまで加工する作業は、農家さんの持っているドライフルーツ機や粉末パウダー加工機を活用。自然由来の素材でつくっているので、万が一お子さまが口に入れてしまっても安心です。
おいしいみかんが出来るまでの1年間を追いながら見つけた副産物などの素材を使って作ったクレヨン。
自然由来のやわらかな色味で彩りながら、みかん畑の1年を思い描いてください。
開発のきっかけ
「おいしいみかんが出来るまで」
を考えるきっかけになる
プロダクトが作りたい!
収穫までのプロセスにこそ、
おいしさのヒミツが隠されている
みかんの栽培でも、年間を通して何度も行われる「摘果」(まびき)作業や、剪定での木の仕立て方にも、それぞれの農家さんにこだわりがあります。
「父親の仕立てた木がかっこよくて、就農をきめた」
「うちの自慢は徹底した摘果!」
「豊かな土で育てたみかんは甘い。だから除草剤は使わない」
そんなお話を聞いているだけで、毎年の収穫時期が楽しみになってきます。
ある農家さんは、「収穫は答え合わせ」と言っていました。毎年異なる気温や天候のコンディションの中、冬においしいみかんを収穫する為に木と毎日向き合う。
消費者である私たちは「農業」というと収穫のシーンを思い描きがちですが、農家さんの1年間を見ていると、「おいしい実をつけるように」と木のまわりの環境を整える、手をかける。その部分が農業の「農」という部分を集約しているような、そんな気がしてきます。
プロセスを知ればもっとおいしい!
「おいしいみかんが出来るまで」を考えるきっかけになるプロダクトが作りたいと思ったのが、今回の商品開発のはじまりです。
色とりどりの農業副産物のほとんどはそのまま破棄されていますが、こんな素材が和歌山みかんの魅力を発信する役割を担えればすごく素敵で、意味のあることだと考えました。
そしてもう1つ素敵なのが、これらの素材がすべて、万が一口に入れてしまっても安心な自然由来の素材だということ。この特性を生かして大人と子供が一緒に楽しめる商品を企画したいと思い、クレヨンの開発につながりました。
その名も、
「おいしいみかんが出来るまでを描くクレヨン」。
「この色は何からできているんだろう?」と話すこと、想像することでみかん畑やそこで働く農家さん、そしておいしいみかんが出来るまでのプロセスを思い描いていただけるような、唯一無二の商品が出来上がりました!
みかんくれよんのロゴは
「和歌山ふぉんと」を使用しています
“mikan crayon”の文字には、障がい者の方のアート作品をデザイン化し社会につなぐプロジェクト「和歌山ふぉんと」を使用。
和歌山ふぉんとは、ご当地フォントの理念、「パブリックデータとして利用促進を図り、社会に届ける。」ことを目的として、和歌山の多くの場所で利用されることを目指します。企業様やショップなどデザインが必要な際のアイテムとして和歌山ふぉんとが採用されることを目指します。
企業活用を広げ、収益をあげることで障害者支援事業所に還元することと、広く社会に届けることを目的としています。
カラー
やさしい色合いの
みかんクレヨン5色
間引きで落とされる摘果みかん
おいしいみかんを作るために、年に何度も摘果(まびき)が行われます。夏の暑い時期に農園からハサミの音が聞こえたら、それは摘果作業かもしれません!
徹底的な摘果がおいしいみかんを作ります。皮は緑色でも、カットすると中身は早い段階からしっかりオレンジ色。地元ではこの摘果みかんを「青みかん」と呼びます。
加工品を作る時に出る、
完熟みかんの皮
ドライフルーツやみかんジュースを作る際に出るみかんの皮を使用して「完熟みかん」の色を表現しました。この色になったらみかんは100%食べ頃です。
実は和歌山県内では、剥きにくいくらい小粒のみかんが一番人気。味が濃くて小さくても甘さバクハツのみかん、是非一度お取り寄せしてみてくださいね!
木の健康を保つための選定で
カットされた、剪定枝
農家さんが言う「木を仕立てる」とは、剪定のこと。樹齢や植えられている環境によって木の伸び方や伸びる速さは異なるのでみかんの木、一本一本を見ながら仕立てていくことが大切だそうです。みかんの木は表面濃いめのブラウンですが、中身はクリーム色。今回は美しい茶色を出すために、農家さんが乾燥させた皮を削いでくれました。
温かみのある、やさしいブラウンです。
畑に撒かれる、
みかんの木が材料の柑炭
木を植え替える時期に役目を終えたみかんの木を伐採する作業が行われれます。そんなみかんの木を活用し、炭に焼くことがあるというお話を伺い、「是非そんな炭の存在を広めていきたい!」とこの炭を「黒色」で採用しました。
なんとこのみかん炭、「着火しやすく爆ぜにくい」という特徴があったり、畑に撒けば土壌の改善に役立ったり、とたくさんの活用アイデアがあるそう!期待が高まる地域素材です♪
みかんくれよん取扱店
下記の場所でみかんクレヨンを
ご購入いただけます
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伊藤農園
和歌山県有田市宮原町滝川原518番地
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KAMOGO
和歌山県海南市下津町方372-1
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わかやま紀州館
東京都千代田区有楽町2丁目10-1
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新城BASE
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観音山フルーツパーラー
銀座店東京都中央区銀座4丁目10-5
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くろしお想
和歌山県西牟婁郡白浜町1155
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オーベルジュ・サウステラス
和歌山県西牟婁郡白浜町2998-10
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辻本
和歌山県有田市初島町浜1318-1
オンラインショップでも
ご購入いただけます
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はまさとについて
『浜と里をもっとおもしろく』
地域の魅力を
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株式会社はまさとは、和歌山県内の生産者さんのワクワクするような挑戦をバックアップし、一次産業をもっとおもしろく、魅力的に伝えるお手伝いをする地域商社です。
地域の一次生産者さんの畑や加工場を訪れること、そして現地で感じた食品の魅力をストーリーとともに伝えることを大切にしています。食べ物はどこから来たのか、誰が、どんな想いで作ったものなのかを知ることで、普段の食事がもっと豊かになると信じているからです。
産地の子供たちでも、最近はみかん農家の仕事を知らない子が多いといいます。
このクレヨンが、農業のことを考えるきっかけになったり、旬のみかんがもっと楽しみになる気付きを与えられればうれしいです。